書籍「太陽の法」より、紹介記事 愛とは何か──

太陽の法

書籍「太陽の法」

目次を見る

「愛」という言葉にどんなイメージを持つでしょうか。夫婦の愛、親子の愛、恋人との愛。友人との愛もあれば、師弟の愛・・・。
「愛」について、幸福の科学の書籍『太陽の法』には、次のように書かれています。

人間として生きてゆく人生の過程において、もっとも大切なもの、いちばん輝かしいもの、それは、やはり愛なのではないでしょうか。人々は、愛という言葉に、その響きに、魅せられてしまいます。愛という言葉には夢があります。愛という言葉には情熱があります。愛という言葉にはロマンがあります。たとえば、今日一日という日が、あなたに残されたすべての時間だとしましょう。そして、夕べには死すべき運命であったとしても、だれかに愛をささやかれたら、すべての人間は、幸福の微笑(えみ)を浮かべて、死へと旅立ってゆくことができるでしょう。
(『太陽の法』第3章 愛の大河より)

 
人生において、もっとも大切なもの。それは、「愛」だといえるのではないでしょうか。たとえ、欲しいものがすべて手に入ったとしても、誰からも愛されず、誰のことも愛することのできない人生であったなら、その人は果たして幸福であったといえるのでしょうか。

逆に、もしも、恵まれず、苦しみのなかにあったとしても、愛ある人生であったなら、きっと心は幸福であり、苦難や困難を乗り越えていく力、勇気も湧いてくるのではないでしょうか。

書籍『太陽の法』の中には、この「愛」にも、「本物の愛」と「偽物の愛」があると書かれています。

愛は、両極端です。すなわち、本物の愛は最高の幸せをもたらし、偽物の愛は、最大の不幸をもたらします。愛は、人生のよろこびの大半であり、また、それを誤解した場合には人生の苦しみの大半でもあります。

愛の本質とは、やはり与えることなのです。愛とは、神が人間に与えてくださったものを、自分ひとりのものとだけしておかずに、人にわけ与えるということなのです。神の愛は無限です。ですから、私たち人間が、その愛をいくら与えても与えても、つきることはありません。神は、私たちに、愛を供給してくださっているのです。
(『太陽の法』第3章 愛の大河より)

 
愛とは与えること――。ラジオ番組「天使のモーニングコール」でも繰り返しお伝えていますが、実際にはなかなか難しいことですよね。

「愛している」といっても、いつしか「相手を自分の思い通りにしたい」と思っていなかったでしょうか。「こんなに愛しているのに振り向いてくれない」と、不満に思ってはいなかったでしょうか。

こうした、相手をがんじがらめにし、見返りを求める心は、本物の愛ではないということではないでしょうか。あくまで「相手の幸福をただただ願うこと」――これが、本物の愛であり「与える愛」ということです。

「愛」とは、手にとって見ることができず、人に見せることもできないもの。それでも、世界中で、今日も多くの人が、愛の存在を信じ、その素晴らしさを感じています。それは、「神の存在にも似ている」といえるのではないでしょうか。

あえて、神に似ているものをあげよというならば、それは、愛である。愛は、その存在を何びとも証明しえないではないか。何びとも証明しえないにもかかわらず、人々は愛のすばらしさを知っているではないか。愛のよさを知っているではないか。そして、愛を手に入れんと努力し、その愛の力を信じているではないか。信仰とは、そうしたものである。愛の存在を信じる者は、神の存在を信じよ。愛の力を信ずる者は、神の力を信ぜよ。なぜならば、神は、愛だからである。
(『太陽の法』第3章 愛の大河より)

 
愛─勇気―優しさ─美しさ─調和─真理─真心─無私。人間にとって大切なものは、かえって、存在証明になじまないものが多いのではないでしょうか。そして、これらを通じてのみ、人は、「神の臨在」を感じとることができるのかもしれません。

どんなに時代が進歩しても、人々から、「愛」の心が失われることはありません。なぜなら、神は「愛」そのものであり、私たちはみな、その「愛の子」であるからです。今日も、「神の愛」が、あなたの心に射してきますように。

仏法真理の太陽は、その姿を人々の前からかくし、沈黙をまもっているかに見えたときもありました。とはいえ、はてしない雲海の上には、毅然として黄金の光を放射している太陽が、いつも存在しているのです。ですから、たとえ一時期、地上の人々の心に混乱があって、この世から仏法真理の光が消え失せたように見えたとしても、雲のあいだから、必ず一条の仏法真理の光が照射してくるのです。その光こそ、救いの光なのです。救世の光であり、人々を暗黒の時代から救い出すための生命の光なのです。
(『太陽の法』第1章 太陽の昇る時より)

 
雨の日も、風の日も、嵐の日も、雪の日も――はてしない雲の上で、太陽が輝いているように、神の愛は、いつも、人々の心に注がれています。その愛を信じ、私たちもまた、神の愛の一部として、ささやかな光を灯して生きてみませんか。神が、いつも、あなたとともにあります。