過去の罪を消す『魔法の消しゴム』

人生を、未来を、魂を輝かせる方法
もし、「過去の罪を消す魔法の消しゴム」があったら、みなさんは、手に入れたいと思わないだろうか。
しかし、実はその魔法の消しゴムは、私たち一人ひとりにすでに与えられているのだ、と言ったら信じてもらえるだろうか。

この「過去の罪を消す魔法の消しゴム」のことを、「反省」という。

──そう言われてカクッと来た方もいるかもしれない。

「反省」というと、たとえばこんなイメージだろうか。
「悪いことをした時に、ごめんなさいと謝ること」。あるいは、「何か失敗をやらかしてしまった時に、もう二度とすまいと誓うこと」。

それらももちろん「反省」ではある。ただ、宗教的に見ると、この「反省」には、もっと深い意味がある。単に「ごめんなさい」「もう二度とすまい」というだけにとどまらず、あなたの人生に、あなたの未来に、あなたの魂そのものに変化をもたらす、大きな力を持っているのだ。
ここでは、これまでイメージしていたのとはちょっと違う、もっと幸福になるための方法としての「反省」について述べてみたい。

「反省」をすると、こんないいことが!
「反省」とは、人生における消しゴムのようなもの。つまり、過去に思ったことや行ったことを「反省」することによって、その罪を消せるというわけだ。
「反省」をすることで、心を覆っていた曇りを晴らすことができたら、そこに天上界の光が射し込み、ぽかぽかと温かい気持ちになってくる。これは本当に幸福な瞬間だ。
「反省」により、過去の罪が洗い流される瞬間に、何とも言えない温かい涙があふれてくることもある。これを「法雨」といい、宗教的な喜びの一つだ。

また、人生の中で悩みや苦しみを抱えている時というのは、しばしば目に見えない悪しき霊存在、すなわち悪霊(あくれい)と言われるものに憑依されていることがあるが、この「反省」を行うことにより、悪霊が取れていく。
自分に取り憑いていた悪霊が取れると、重かった心と体がすっきりと軽くなり、雨上がりのようなさわやかな気持ちになる。中には、本当に「ベリッ」というような“剥がれる感覚”を持つ人もいるという。
そのくらい、「反省」というのは具体的で現実的な力を持っているのだ。

いちばん簡単な「反省」のやり方
では、その「反省」とやらは、いったいどのように行えばよいのか。
「反省」の方法には、たとえば仏教で言う八正道(はっしょうどう)など、さまざまな方法があるが、ここでは、今日からできるごく簡単な方法をお伝えしたい。

まず、一日の終わりに、5分でも10分でもよいので、静かな時間を取る。
心を静めて、今日一日を振り返り、自分の思ったこと、出した言葉、行(おこな)ったことを点検していく。
そして、自分の思い・言葉・行いの中によくないものがあったなら、それを洗い出し、本当はどうすべきであったのかを考え、今後はどうすればよいかを決意する。
簡単に言ってしまえば、これだけでも「反省」になる。

これを毎日コツコツと続け、時には、時間を取って過去の人生を振り返り、幼少時から現在に至るまでの自分の思いと行いを見つめ、修正をかけていく。それによって、心は次第に浄化され、現在および未来が輝いていくだけでなく、過去もまた輝かせることができるのだ。
こうした「反省」を本格的に行うためには、善悪の基準を知ることや、守護・指導霊の導きを受けることなどが必要になるので、詳しくは、幸福の科学の書籍をひもとくか、支部や精舎を訪ねてみてほしい。

光り輝く自分を取り戻そう
最後に、この「反省」に関して気をつけたい点を述べておく。それは、「反省」というと、自分をいじめることのように思ってしまうかもしれないが、決してそうではないのだ、ということ。
反省とは、本来の、この世に生まれてくる前の、光り輝いていた自分を取り戻すこと。その光り輝いていた自分から照らして間違った思いや行いを正すことによって、本来の輝きを取り戻し、人生を、未来を、魂を輝かせていくこと。そうした「本当の幸福」をつかむための具体的な方法なのだということを、忘れずにおきたい。

こうした「過去の罪を消す魔法の消しゴム」が一人ひとりに与えられていること自体が、福音であり、神の慈悲だと言えるのではないだろうか。(悦)

参考書籍:『繁栄の法』               
参考書籍:『「正しき心の探究」の大切さ』