人生を放棄してはならない【大川隆法説法集 Vol.35】

大川隆法説法集 Vol.35回 2024/05/10

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ラジオ番組「天使のモーニングコール」で過去に放送された、幸福の科学 大川隆法総裁の説法集です。

この動画でご紹介した法話は、書籍『信仰告白の時代』第4章に収録!

幸福の科学出版:https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=163

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「日々に最善を生きる」のテーマに関連した、あなたにオススメの「天使のモーニングコール」はこちら♪

第1648回 劣等感を克服する

https://tenshi-call.com/broadcast/9304/

第1624回 あなたの心の中に眠る「本物の自信」を掘り起こそう

https://tenshi-call.com/broadcast/9277/

第1616回 不完全なあなたで、いいんです

https://tenshi-call.com/broadcast/9268/

第1371回 心の指針「自信を持つ」

https://tenshi-call.com/broadcast/7792/

大川隆法総裁法話「悟りの復権」(『信仰告白の時代』第4章所収)

会社のなかでも、仕事で苦しみをつくることもありましょうけれども、そのときも「適材適所 自分には自分の器に合った仕事があるだろう。その器に合った仕事を一生懸命やることによって、自分の人生はまっとうされるのだ。他の人にとっても幸福な生活ができるのだ」ということを考えないで、人の人生に取り替わろう、人の人生と取って替えようと思うと、そこに苦しみが生まれてきますね。

大工仕事にもいろいろありますね。道具にも 鋸もある鑿もある。鉋もある。いろんなものがあります。しかしそれぞれが役割を持っているんですね。鉋が鑿のことを羨ましく思い、鑿が鋸のことを羨ましく思っても、これは役割が違うんですね。それを考え違いしてはいけないんですね。

だから持って生まれたもの、いろいろあります。もちろん身体の大きい小さいもありますね。太っている 痩せている。これも食生活や運動とも関係がありますけれども、生まれつきの傾向性もある程度はありましょう。ある程度はそういうこともありましょうけれども、親に似てきますから 、そういうこともあると思いますけれども、ただこれを 他人の身体と入れ替えることばかり考えたところで、生産性はありませんね。だから自分は自分。自分はこういうふうに生まれついた人間なんです。男性か女性か、年齢あるいは身体の大きい小さい、頭のよし悪し 性格だっていろいろありましょう。外向的な性格 内気な性格、仕事だって、こういう仕事には向いているけど、こういう事には向いていない。いろいろありましょう。それであってこその個性。それであってこそ、これだけ大勢の人が同時代の同期生で実は生きているんですね。だから、他の人びとの存在を肯定するなら、自分自身の存在をも肯定しなさい。「そのあなたでいいんですよ」と。「そのあなたでいいんです。他の人でなくていいんです。あなたでいいんです。その名前を持ったあなたでいいんです

。そのあなたの今世の人生を許しているんですよ」と。今世、魂修行を許可されたんですから、あなたはあなたの生き方をしていったらいいんです。そのなかで 自分としていま与えられているなかでの最善の生き方をしていくことです。そのためにはまず、自分のなかから出ているところの

悪い思い、人に対する言葉や行動。あるいは自分自身に対してもそうですね。自分自身に対しても 不当な思い、こういうことを持つということはやはりよくないことですね。いま言ったように、「神仏の子としての自分」ですから、その神仏の子としての自分というものを粗末に扱う。粗略に扱う。

そして自己卑下的になって、世の中の役に立たないような生き方をする。こういう考え方も間違いですね。なかには、思い悩んで自殺するような方だって出てきますね。しかし、自殺して天国に行けるということはほとんどありません。自殺者は、ほとんど地獄行きです。地獄に行っても、なかなか“成仏”することも非常に難しいです。今世の使命を放棄するということは、非常に大きな罪なんです。だから、自殺して救われることはありません。「この世が空しいことを悟った。一切が空であることを悟った」と言って自殺したところで、天国は行けないんですよ。「空」じゃないんです それがね。実際は、霊界は霊界で厳然としてあって、この世でやってきたことがそのままストレートに来世の結果に結びつくようになっているんです。そういう法則の下に人間は生きているんです

。だから人生を放棄してはならないんです。どういう人生であっても、ランナーとしてよき走り方をしつづけることです。雨の日も嵐の日も 風の日も晴れの日も暑い日も寒い日も、走りつづけることが大事なんですね。「もっと長い脚があったら」とか「もっと強い脚があったら」とか言っても始まらないんですね。その“人生マラソン”にみなさんは招待されて、今世生まれてきたんです。




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