大川隆法総裁法話「驚異のリバウンド力」より抜粋

「あなたの持ってる資源は『時間』しかないんだ」というふうに考えてください。

自分の持ってる時間はもう、一週間とか十日とか一年とかを考えたら、ちょっと難しければ一日でいいんですよ。

今日一日でいいから「今日一日のうち、持ってる時間のなかでどの部分を輝かせられるか」ということに集中するんです。

毎日毎日、これ以外は考えなくても構わない。

言葉を換えて、もっと宗教的に言うとするならば、「あなたの命が今日で終わると考えてください。今日で終わると考えたら、今日一日あなたはどう過ごしますか」。

この連続なんですよ。

「今日一日であなたの寿命が終わるとして、あなたは何をしますか。そのとき何をしますか」これを毎日問うてください。

毎日これを問うて、これを一年、二年、三年、あるいは五年、十年と続けていけば、おそらくは三年以内にあなたの人生は大きく変わります。

絶対に変わります。

毎日毎日、「今日で一日終わりかもしれない」と思いながら「この一日を無駄に使わないで、何とかして、神様仏様、あるいは世間の人々のために使いたい」という気持ち、あるいは「自分の持てる力を全部使い切りたい」「できるだけ使いたい」と、そういう気持ちでやっていったら、三年たったら全然別人になります。

みなさんが「競争して絶対勝てない」と思ってるような人とか「はるか先を行ってる」と思うような人が、これがいつの間にか〝射程距離〟のなかに入っていたり。追い越していたりすることがあって、全然ライバルでなくなったりしているようなことがあります。

こういう積み重ねなんですね。

明日の命があるかどうかって分からないんですから「その日その日が勝負」なんです。

ですから、みなさん「一日一生」、原点に戻ってください。

「今日一日しかないとして、あなたはどう生きますか」と、この問いをどうか忘れずに毎日毎日 持ち続けたら、一年ではそうとう変わるし、三年たったら 〝全然別の人間〟になってます。

あなたが今悔しく思ったり、劣等感を持ったり、挫折している気持ちは、全部吹っ飛んでしまいます。

それはすべて「この一日をどう黄金色に輝かすか」という、この一点にかかっています。