心のあり方が、死後の行き先を決める【大川隆法説法集 Vol.7】
大川隆法説法集 Vol.7回 2023/11/28
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ラジオ番組「天使のモーニングコール」で過去に放送された、幸福の科学 大川隆法総裁の説法集です。
この動画でご紹介した法話「人間完成への道」は、書籍『大川隆法 初期重要講演集ベストセレクション②』第3章に収録!
幸福の科学出版:https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2538
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大川隆法総裁法話「人間完成への道」より抜粋
(『大川隆法 初期重要講演集ベストセレクション②』第3章所収)
人間には心があります。
いや、この「心がある」という表現は適切ではありません。
「人間には心しかない」と言っても間違いではないんです。
みなさんが死んで持って還れるものは心しかない。
これしか持って還れないんです。
ゆえに人間の使命としては、この心をよくしていくしかない。
修行としてはこれをよくしていくしかないんです。
この「心の探究」ということを決して忘れてはならない。
それを幸福の科学では「正しき心の探究」という名前で呼んでいます。
この「正しさ」そう簡単にはわからんでしょう。
それは別名において「神の心の探究」であるからです。
人間である我らが神の心の探究をしているからこそ、その正しさは一様でなく、その正しさに限界がなく、深めても深めても完全にわかりきるということはできないが、しかして、そうした永遠の向上の過程にまた私たちがあることも真実であります。
ゆえに、みなさんが人間として優れたものになっていくために、この正しき心の探究においてどうしても確認しておかねばならない部分を、今日言っておきましょう。
第一は、マイナスの考えは持ってはならない。
マイナスの考えとは、たとえば他人を害する思いです。
また自分を、自身を害する思いでもあります。
愚痴とか不平不満とか嫉妬、猜疑心、いろいろあるでしょう。
これを考えつけば無限に出てくるはずです。
このマイナスの思いを持たないようにコントロールせよ。
これが正しき心の第一点です。
第二点は、もしそれがマイナスの思いが力を得て出てしまったときに、口から手から足から行動から出てしまったときに、すぐこれを反省せよということです。
間違った思いが具体化したら、ただちに反省をせよ。
そして、二度と同じ行為、二度と同じ言動はとらないように心せよ。
これが第二番目のチェックポイントです。
そして第三番目に言っておきたいことは、心の垢を落とすという作業は一回きり、一瞬だけでは決して終わらない。
どのような立場になっても、自分がどのように偉くなったとしても、どのように悟ったと思ったとしても、その段階から曇りが生じるということを忘れてはならない。
常に心は磨かねばならんということを忘れてはならない。
これは永遠の修行としてやっていかねばならんのです。
人間である限り終わることはないということ。
そしてこの永遠の作業を続けていく過程においてまた、人間は完成への道を歩んでいるということ。
これを忘れてはならんと思います。